見えないもの

カムイ

kamuy

獲った命に、まず、ありがとうと言う。

物語

アイヌの人々は、熊も鮭も木も火も、カムイが姿をまとって訪れたものだと考えてきた。奪うものではない。いただいたあとは、カムイノミ。酒と祈りを捧げ、魂を神の世界へ送り返す。また来てください、と願いながら。肉は食べ、毛皮は衣になり、骨にも用途がある。捨てないことは、節約ではなく、礼儀だった。

なぜ、これが日本人を作るか

自然を資源と見ると、感謝は後付けになる。カムイは、使う前に、訪れた客として扱う。いただきますも、もったいないも、この列島では同じ根に近い。使い切ることは、粗末にしないことだ。送り返す言葉がある社会は、まだ命を所有していない。

投稿の種

この話を、短く渡す

キャプションはそのまま貼れる。画像は写真と題を一枚に焼き付けます。

カムイ。

獲った命に、まず、ありがとうと言う。
奪うものではない。姿をまとって、訪れたものだ。

いただいたあとは、魂を送り返す。
捨てないことは、節約ではなく、礼儀だった。

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