日常の所作

ありがとう

arigatō

有ることが、難しい。だから、礼になる。

物語

ありがとうは、分解すると「有り難い」。朝、目が開くこと。隣に誰かがいること。飯が、まだそこにあること。どれも当たり前ではない。五文字は挨拶に見えるが、本来は稀少さの発見だ。先に不足を数えず、有ることの難しさに気づく。その順番が、言葉になった。

なぜ、これが日本人を作るか

感謝を感情の発散と見なすと、言葉は軽くなる。日本語のありがとうは、世界の珍しさを先に置く倫理だ。有ることが難しいと知っている人は、奪わず、急がず、残す。日常の挨拶が、実は世界観の圧縮である。

投稿の種

この話を、短く渡す

キャプションはそのまま貼れる。画像は写真と題を一枚に焼き付けます。

ありがとう。

有ることが、難しい。だから、礼になる。
朝、目が開くこと。隣に誰かがいること。

先に不足を数えず、有ることの難しさに気づく。
その順番が、五文字になった。

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