今日はあなたの田を、明日は私の屋根を。
物語
農の繁忙は、一家族の手数を超える。結は、労働を日替わりで贈り合う仕組みだった。賃金より先に、顔と汗がある。終わった夕方、同じ釜の飯。近代の雇用がこれを薄くしたが、災害のあとにだけ、結は急に思い出される。
なぜ、これが日本人を作るか
日本の農村は、効率より再現性を選んだ。今年助けた手が、十年後の自分を助ける。結は保険であり、祭りの下地でもある。金で置換できる労働と、金では置換できない信頼を、日本人はまだどこかで区別している。
投稿の種
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キャプションはそのまま貼れる。画像は写真と題を一枚に焼き付けます。
結(ゆい)。 今日はあなたの田を。明日は私の屋根を。 賃金より先に、顔と汗がある。 金で置換できる労働と、 できない信頼を、まだどこかで区別している。
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