見えないもの

注連縄

shimenawa

縄一本で、こちら側と、あちら側を分ける。

物語

紙垂が風に鳴る。注連縄は壁ではない。越えてはならないという、柔らかい国境だ。大木にも、岩にも、台所の神棚にも結ばれる。結んだ瞬間、日常の一部が神の領分になる。解くことも、また礼だ。

なぜ、これが日本人を作るか

すべてを均質な空間と見なすと、敬意の置き場がなくなる。日本人は、縄一本で聖俗を切り替えられる。境界を可視化する文化は、侵さない訓練でもある。見えないものを、見える印で守る。

投稿の種

この話を、短く渡す

キャプションはそのまま貼れる。画像は写真と題を一枚に焼き付けます。

注連縄。

縄一本で、こちら側と、あちら側を分ける。
壁ではない。越えてはならないという、柔らかい国境。

結んだ瞬間、日常の一部が神の領分になる。

近くにあるもの